MacBookPro 15 inch mid 2012 は最後で最強のまともな MacBookで10年以上前の機種ですが最強ゆえ現役です。現役ですがあちこちガタが来ているし、OS的にもやや辛くなってきたのでちょっと迷いながら奮闘します。
この投稿は極めて個人的な状況や出来事を綴ります。個人的な話ですが、そこにもしかしたら僅かの普遍性があるかもしれません。ないかもしれません。すいません。
- MacBook Pro mid 2012 を利用している
- 実質最後のOS 10.14 Mojave を利用している
- 旧アプリの資産が豊富で実務で使用している
こんな感じの人のみ関係あります。さらに。
- 最後の対応OSである 10.15 Catalina にしてみようかなと少し思っている
- 旧環境は必要なので何らかの手段で残すことを優先して考えている
そんなわけで、次のようなことを目指します。
- 旧システム用のボリュームを作成していざとなればそっちでも起動できるようにしておく
- 仮想Macを作成して旧システムのアプリをシームレスに使えるようにしておく
- OS を10.15に上げてみる
そういった話をこれからしていこうと思います。
MacBookPro 15 inch mid 2012
MacBook Pro 15 mid 2012 の技術使用は Apple のこちらです。
– MacBook Pro (15-inch, Mid 2012) – 技術仕様
参考に13インチはこちら
– MacBook Pro (13-inch, Mid 2012) – 技術仕様
最後の最強 MacBook Pro
何を以て最強と言えるかというと、まず穴ポコがたくさんあって周辺機器がいろいろ繋がります。周辺機器を繋げるためだけに邪魔な周辺機器を繋げなくていいんです。あの頃流行ったオールインワンですね。これぞプロのためのProです。
Thunderbolt、USB3.0、FireWire、オーディオ入出力、カードリーダー、Gigabit Ethernet、すぐ壊れまますがDVDプレーヤーも付いてます。電源は優れものの磁石接続、Wi-Fi と Bluetooth も当然対応。これだけあれば今でも普通に使う分にまず困りません。
OSはMacOS X 10.7からmacOS 10.15まで対応、この中ならどのOSでも起動できます。幅広いです。
しかし何より最強たる所以は、ハードウェア的な拡張性です。小さなネジを外すと裏蓋が外れ、内部にアクセスできます。メモリも内蔵ストレージも自分で交換できます。
- メモリ … 2スロット。交換簡単です。204-pin PC3-12800 (1600 MHz) DDR3 SO-DIMM
- 内蔵ストレージ … 2.5インチ。交換簡単です。SSDへの換装は最早前提ですね。今では2TBも贅沢品ではありません。
- DVD SuperDrive … 実はDVDめっちゃ見ていましたがすでに壊れています。強者は壊れたDVDを取り外してここにもストレージを拡張しているようですが、壊れていてもDVDプレーヤーが存在していることが重要です。存在していないとAppleのDVD絡みのソフトウェアが動きません。取り外すことは私はお勧めしません。
- バッテリー … 自分で簡単に交換できます。A1382, A1286(Early Late 2011 / mid 2012 用)
- ファン … そういえばファンを交換したこともありました。
- キーボード … 超難しいので素人に交換は無理。
コンピュータのくせに内蔵ストレージを自分で交換できない機種は欠陥品だと考えています。なぜならストレージは消耗品だからです。
※ 余談: キーボードが壊れたので以前交換用キーボードを探して買いました。自分で交換しようとしてその難易度にへこたれ頓挫。キーボード持ち込みで交換だけしてくれる修理屋さんないかしら。現在は iMac に付いていた小さなキーボードをキーボードの上に載せて使っていますが(これがサイズピッタリで笑える)
macOS バージョン
業務や大事な用事で使うMacの場合、基本的にOSは一つか二つ前の安定したバージョンを使うのが常です。昨今は3つか4つ前のバージョンを使うことも常となりました。
MacBook Pro mid 2012 は、原初のOSが 10.7 Lion です。当初は 10.6.8 が未対応なのを欠陥と考えていましたが些細な話で、今となっては Final Cut Studio を使用するのにこの上なく最適な機種と言えます。
Final Cut Pro 7 は 10.14 Mojave まで動作しますが(要RetroActive)パーフェクトにStudioを動かせるのは 10.9 Mavericks までです。次点でかろうじて10.11 まで、その後のバージョンではQuickTime廃止のとばっちりを受けてエラー頻出を覚悟することになります。
最後に対応するOSは 10.15 Catalina です。
10.15 Catalina は 一応 MacOS X の系統であるのに、32bit 切りをはじめ多く互換性が崩壊したOSで、言わば過渡期の繋ぎOSです。iPad をペンタブ代わりに使えること以外にメリットは一つもありません。このバージョンはMac史の断絶ポイントとなっています。
最適解は Mojave
そんなわけで旧来の互換性と日常使いの観点から最適なOSは 10.14 Mojave です。そこそこ最近で、そこそこ互換性も高いです。
Mojaveをメインに、必要に応じて仮想Macを起動したり時には別OSバージョンのボリュームで再起動したりしました。この機種ではそういった使い方が常ではないでしょうか。
Mojava に訪れた危機
で、その Mojave を不自由なく使用していましたが、少しずつそうも行かなくなってきました。
問題が起き始めたのは2023年、まず DeepL のデスクトップアプリが動かなくなりました。これめっちゃ使っていたのでダメージ喰らいました。さらに夏の終わり、突如 Youtube がSafari未対応になりました。
YouTube は Chrome なら問題なく動きます。Apple より Google のほうが誠実だとわかりますね。その Chrome も「このOSのバージョンはもう対応しません」と注意書きが出るようになりました。
どちらも僅かの不便にすぎませんが、日々の積み重ねがストレスになってきます。これらのストレスを軽減するには、OS バージョンを上げるしかありません。多分。
それと、ここ追記してますがこの投稿を公開して数日後、ChatGPT が開かなくなりました。なんつーか、リアルタイムに滅びを目撃する日常がディストピアみたいです。
ええい。やっちゃえっ。と、思ったこともありました。でもOSのアップデートをしようとするとこんな画面が出てきて、それを見て「やっぱりやめておこう」と、すごすご引き下がります。
これを振り切ってアップデートするには、それ相応の覚悟と準備が必要です。
MacBook Pro Catalina 計画
そんなことで、MacBook Pro を Catalina に上げてみましょうかというのが本日の企画です。ただアップデートしたのでは使い物にならなくなるだけですので、いろいろやることがあります。
ストレージ計画
OSを 10.15 にするに当たって、ボリューム構成をどうするかを含め、可能性と計画を考えます(現在、パーティーション分割で Final Cut Pro 用の起動システムを温存しています)
何をするにしてもこれから行う作業には容量に余裕がある外付けストレージが必須で、それなしでは何も進みません。ボリュームを丸ごと複製したりその複製を複製したりします。
再起動可能なボリューム
まずパーティーション分割して再起動できるボリュームを確保します。
旧OSなら分割したまま、APSFに対応した最近のOSならパーティーション分割をやめてボリュームのみ追加できます。
私個人はこうしました。FCS用のボリュームはさすがに日常的には使わないので外付けに待避させパーティーション分割を削除、今使っている10.14環境をボリュームとして追加します。困ったことになってもいつでもMojaveで再起動できます。
仮想Macのボリューム
もうひとつ。仮想Macを作ります。
別ボリュームで再起動できるんならそれだけあればいいじゃん。とは思いません。再起動しなくても普通に旧環境にアクセスできる状態が必要です。
物理ボリュームと仮想Macをどっちも用意しておいてしばらく過ごし、それらがどの程度必要でどの程度なくてもいいかを判断すればいいかなと思っております。
さてラップトップ機の少ないメインストレージに追加ボリュームと仮想Macをどっちも突っ込むというのはやや無謀な試みです。2TBのストレージで容量ギリギリです。
再起動用ボリューム、仮想Mac用ファイル、そのどちらもダイエットして小さくしなければなりません。使用目的からして、物理ボリュームのほうは「そこそこダイエット」仮想Macのほうは「徹底的にミニマム」を目指します。
各バージョンの起動ボリュームを残す話
これまで何度かOSを上げてきましたが、そのたびに動かなくなるアプリがあったりしますので、システム丸ごとバックアップを残してきました。
動かせる実機がある限りいつでも再起動で使えます。また、用途に応じたダイエット版を作る際にはこいつを複製して作ります。こういうバックアップがあれば重宝します。
macOSのダウンロードリンクが掲載されているAppleのページ
バックアップがなければ、せめてOSのインストーラーを持っておきたいですね。以下にそれぞれダウンロードへのリンクが掲載されています。
macOS をダウンロードしてインストールする方法(https://support.apple.com/ja-jp/HT211683)
Macのクリーニングとダイエット
起動ディスクの保存がしっかりなされていると、次にやることはその複製を作ってダイエットに励むことです。なぜ複製するかというともちろん元のやつを安全に保管しておきたいからです。
各ボリュームを保存しておく話、ダイエットに励む話をここにだらだらと書いていたのですが、ごっそりまとめて別の投稿としました。要点は上に書いたとおりですがよりだらだらしたお話に興味があればぜひどうぞ。
仮想Mac
仮想Macの作成に進みましょう。Macの中にMacを作ります。
仮想化と言えば Parallels Desktop が優勢みたいですね。VMware Fusion もそこそこ頑張っています。
この後、仮想Macの作り方をだらだらと書いていましたが、長くなったのでまたまた別の投稿として独立させました。詳細をご覧になりたい方は以下からどうぞ。
要点は次のとおりです。
素の状態の新品仮想Macを作ります。仮想化アプリの「新規」から簡単に作れます。
仮想Mac内にHDDを追加します。アプリの設定で、追加→HDD を指定して作成。容量も確保しておきましょう。
仮想内のディスクに収めたいボリュームを別のストレージにあらかじめ作ってダイエットします。
そのボリュームをディスクユーティリティを使ってイメージ化します。
仮想内でイメージファイルを見つけ、ダブルクリックでマウントします。
マウントしたら、追加した仮想HDD にフルコピーします。SuperDuper! や Carbon Copy Cloner など、コピーツールを使いましょう。
あとはこの追加したほうを起動ディスクに設定しておけば、実践的で使いものになる仮想Macの完成です。
Catalina 化した MacBook Pro mid 2012 がどうなったか
そんなこんなで、別途旧OS起動ボリュームを作ったり仮想Macを作ったりしつつ、メインを10.15 Catalina に更新しました。
予想したよりダメージが大きくて凹んでいますが、恩恵もいくつかあります。
Catalina化で起きたいくつかの変化
しかし世間様がmacOS 13だ14だ15だと言ってる傍らで「10.15にしたらこうだったああだった」とは、我ながらアホとちゃうかと思うほど時代遅れ感に満ちていますが、初めて見る映画が何年作だろうが、初めて聴く音楽が何年作だろうが、触れた今が私の今。ということで世間とズレたまま気にせずいくつか挙げます。
最近使った項目がDockに作れなくなった
予想しなかったダメージの一つは、Dock に「最近使ったアプリケーション」を追加できなくなったことです。これまではフォルダ置き場と同じ場所に最近使ったアプリを置いていました。ターミナルで
defaults write com.apple.dock persistent-others -array-add '{"tile-data" = {"list-type" = 1;}; "tile-type" = "recents-tile";}'
こうしてから
killall Dock
こうすると、最近使った項目がDockに出現しました。でも Catalina では出てきません。これ普段めっちゃ使っていたので結構キツいです。出す方法ありませんか?ご存じの方はぜひ教えてください。
仕方なくスマートフォルダを作って最近使ったアプリを検索状態にしていますが、上手く更新されなくてしっくりきません。
仕方なく killall Dock コマンドをアプリ化してDockからマメに実行するようにしました。それでもまともな挙動にならないことが多いです。
痛恨の DragThing ゴミ箱ロス
判っていたけど DragThing が使えなくなったこともじわじわ効いてきます。ランチャーはまあどうでもいいけど、デスクトップにゴミ箱がないことが想像していた以上にダメージでした。
仕方なく Automator でフォルダアクションを設定した偽ゴミ箱のフォルダを置いてみました。が、ゴミ入れてもアイコン変わらないし、何よりイジェクトに使えません。うっかりボリュームをドラッグしたらエイリアスがフォルダに入るだけです😭
ゴミ箱としてより、ドラッグイジェクトで頻繁に使っていたんだなーと自覚しました。
仕方なく Automator でイジェクトアプリを作り、ゴミ箱と並べて置いてみますが、いったい、わし何をやってるんでしょう。
[その後] 偽のゴミ箱作りに励んだ結果、もうちょっとマシなものが出来ました。ボリュームをドロップすればイジェクト、ファイルやフォルダをドロップすればゴミ箱、ダブルクリックすればゴミ箱が開きます。
TV.app は良いかも … やっぱだめだった
兼ねての予言どおり、iTunes がなくなってミュージックというアプリに変わっていました。ApertureやiPhotoをポイ捨てして写真とかいうカスアプリにしたことは許せませんが、iTunes が音楽やビデオなど小さなアプリに置き換わったのはわりと許せます。
で、このミュージック.appとTV.appでのビデオの扱いですが、どっちもビデオを扱えますね。実はビデオカタログのアプリを求めていたので、その代わりになるかもしれないと思いました。
AppleTVもStoreも使わないが、いや、使わないからこそネタやパーツの整理用途に特化したアプリとして使えるかもしれません。
Apertureでムービーファイルが一切扱えなくなりましたので、これを補完する手段としても良いかもしれない。実際に使ってみないと判らないけど。
※ しばらく使ってみて、良くないと判明しました。その理由は次です。
- 情報ウインドウを出しっぱなしにできなくて管理に不便
- AppleによるQuickTime 殺しがアダになり、何も表示されないファイルが続出、対応コーデック少なすぎでカタログになんかなりゃしない
サムネイルが自動で作られること以外に利点なしでした。
Aperture に問題発生
Apertureですが、本来Catalinaでは起動不可になったはずが、神ツール Retroactive の功績により使えるようなっております。
しかし想定外の問題が発生して使用不可の危機もあります。Apertureは引き続き使えるのか。OSとの絡みは。あなたの判断が問われる。その問題と顛末は別の投稿にあります。Catalina でApertureを使用する人必読です。
[その後] Retroactive が2.1になり、この問題が解消されました。ただ、うちの環境で改善しただけなのか、根本的に問題がなくなったのかは不明です。各自テストしてみてください。
Adobe CS
いつまで経ってもIllustratorだけは代替がまったく出てきませんねえ。Photoshopの代替はなくもないが、それでもインターフェイスも含めてAdobe が最強であることに違いありません。CS6は仮想Macをわざわざ作ってでも使用し続けたいアプリケーションです。
Adobeソフトは仮想Macで問題なく使えます。
あと仮想で使うことに大きなメリットがあります。ライセンス認証サーバーを停止するAdobeの嫌がらせに対抗できます。つまり、ちょうどよい状態のスナップショットを作っておき、アプリをデモ期間として使用して用が済んだらスナップショットに戻します。
DeepL デスクトップアプリ版
このアプリのためだけに、他のすべての不便を引き受けようと思ったほどよく使っているアプリです。⌘CC めちゃ使ってます。Mojava を切られて、Catalina で再び使用できるようになりました。けどまたいつか切られるんでしょうね。→早速切られました
ChatGPT
Mojave で使っていましたが、この投稿を公開した数日後に開かなくなり、DeepL と同じ運命を辿っていると思います。つまり、今かろうじて Catalina で動いているが、切られるのは時間の問題ですね。まあ間違いだらけで信用できないんでわりとどうでもいいですけど。
参考 → すぐに謝る ChatGPT が誤らない日が来るか?質問と答え集(Digitalboo)
iPad をペンタブ代わりに使える
Catalina の唯一のメリットは iPad を接続してペンタブレットとして使えることだと思います。
VMware Fusion が無料で使える
これもメリットか☺️ Parallels なら持ってるんですが今回VMwareを試してみて、結構いいなと。メリットですね。
SafariでYouTube
YouTube は再びSafariで観ることができるようになりました。どうでもいいことの一つですが、でもまたいつ切られるかわからないですね。
Apple やそれに追従するメーカーはプラットフォームの自覚がなく最新バージョン以外のユーザーをポイポイ切り捨てるオモチャ屋です。Google や Microsoft はプラットフォーマーとしての責任上常に広いレンジで対応してくれます。それでもいつまでもというわけにはいきません。次に切られたらさすがに仕方がないと思うことでしょう。
DeepL 切られた
このブログの下書きを何日も続けるうちに、突如 DeepL が挙動不審になりました。もしや、リアルタイムで Catalina 切りに遭遇したかも。DeepL最悪。Googleをちょっとくらい見習えお高くとまりやがって。と悪態をついてもどうにもなりません。
ところで、DeepLアプリが優れていたのは コマンド+C+C というショートカットです。これ、どういう仕組みですか?こういうショートカットを自分で作れます?
例えば「コマンド+C の後間髪入れずにCが入力されれば」という条件で走らせるプログラムとか。これさえ実現できれば傲慢なDeepLアプリなんか使わずとも快適にすごせるんですが。だれか教えて知恵袋。
ここでふと我に返りますが、そもそも Catalina 化を思いついたのは、Safari Youtube と DeepL のためです。DeepL が無駄になった今、ただ単に Safari で Youtube を見るためだけに手間暇掛けて多数のデメリットを受け入れるのか?もしかして、わしあほとちゃうやろか。と、思わなくもないが世界はそれどころではないので不問にしておきます(…Mojaveに戻しそう)
ということで、最後のまともな Macbook Pro mid 2012 を Catalina化するというお話でした。下書きをだらだら書いていたら大層な量になったのでそれぞれを別の投稿に振り分けつつ、その間にDeepLのハラスメントに遭遇するなどが起きてすべて無駄になろうとしておりますが、上、ご報告申し上げます。
結論
Catalina 化により得られる誤差みたいなメリットと引き替えに失ったものがでかすぎて、実際のところマゾ的行為でしかなかったというのが結論です。
10.15 Catalina に上げるメリットは
- Safari がバージョン15なので少しましに使える
- VM Fusion Player がインストール出来る
- アプリによっては 10.14 が駄目で 10.15 からインストール出来るものがある
といったところでしょうか。デメリットはこれです。
- Aperture、FCP、Adobe CS6をはじめ動かないアプリが多数で互換性が盛大に失われる
わざわざ古いMac使ってんだから互換性を重要視することは当然です。それをわざわざぶっ壊し、仮想環境に置き換えてまでOSを中途半端に新しくする意味がどれほどあるでしょうか。あるのかないのか、それは人それぞれ。
ここの筆者は10.14起動のメインマシンを持っていることもあり、Safari がましに使えることだけの理由で Mojave に戻さず Catalina のままでいます。