テンプレートについて書く前に、テキスト画像化について現時点でわかってきたことをまとめておかなければなりますまい。
※iWebシリーズはサンプルサイト と連携しています。併せてご覧ください。
1 テンプレート
WhiteやBlackは画像になりやすい。
アーカイブやブログリストページは特に「ほぼ間違いなく画像化」します。
エントリーページで、以下に示す「テキストのままになりやすい」方法で作成しても尚、画像になってしまうことがあります。
Modernは上手に使えばアーカイブやブログリストページもテキストのままになりやすいです。
条件は「エントリーページ内のアーカイブに使用されるオブジェクトに画像化されたテキストがあってはならない」です。
2 フォント
フォントは角ゴシックやOsakaなど、ゴシック系のものを選ぶのが基本です。
明朝系は画像になります。
下線や影などの装飾、異フォントの混在などを行うと画像化します。
3 文章
基本は「テキストボックス内で折り返さない」ことです。無茶ですがこれが基本です。
もう一つは「単語間に半角スペースを挿入して分かち書きにする」ことです。
沢山のスペースを挿入することで、ほんの少しの折り返しならそのままテキストになることもあります。
ただし、1のテンプレートとも密接で、ほんの一文字の折り返しがBlackテンプレートでは画像に、Modernテンプレートではテキストのままになったりします。
「テキストボックスで折り返さない」ですが、ブログリストページとエントリーページでの整合性を取るのが難しくなります。ここでも、画像化しやすいテンプレートとそうでないテンプレートでは挙動が変わってきます。WhiteとBlackでは油断するとすぐに画像になりました。
「折り返ししない」と「頻繁な半角スペース」を併用するのが望ましいでしょう。・・・さらに無茶ですが。
4 コピーペーストの危機
無茶な条件下で気を遣っていても、公開したら意図せず画像になってしまった。。。という状況に陥ることもあります。
そんなときはiWebに戻って作業をやり直しますが、画像になってしまった(画像になる筈がない)テキスト、これを再利用できません。
テキストボックスごと違うページにコピーペーストして再編集しても、テキストボックスの内容をコピーペーストして安全であろう編集をしても、どういうわけか一旦画像化を経験したテキストはどこにどう持って行ってもほぼ画像になってしまいます。
これを呪いと言わずに何と言おうか。
解決方法はありません。画像化しにくいテンプレート上で、デフォルトのあるいは新たなテキストボックスに手入力で同じテキストを作成するしかなくなるのです。
あるいは、一旦他のエディタを介するのもいいかもしれません。
なんせ呪いに対抗するのですからもはや理屈じゃありません。
以上が現時点でのまとめになります。