遅れていたPainter 9.5のアップデートが配布 されました。
9.5ではなく、9.5.1。9.5のアップデートが含まれているのが遅れた理由でしょう。これなら歓迎です。
9ユーザーに無償で提供というのも好感持てます。
身売りに次ぐ身売りで迷走しまくっていたPainterですが、corelの日本法人が出来て以来、少し手応えを感じます。
というわけで早速インストール。インストール時の注意書きに「Painter9.1また9.5がインストールされている必要があります」「旧バージョンのPainterは削除してください」と矛盾した文章が。おまけにインストール時に「Painterフォルダを選択してください」と言われます。削除しなくて良かったネ!
9からの主な変更点は以下の通り。
・気持ち悪いと評判の悪かった9本指の手のスタートアップ画像が変更されました。
個人的には気持ち悪いのも悪くなかったんですが。作例なしの看板だけでよかったのでは。
アイコンは手のままです。
・処理速度の向上
処理速度が向上しています。これは体感できます。速度いのち。
・消しゴムが独立
ツールパレットを観てわかるとおり、消しゴムが独立したツールとして扱われています。これは待ちわびていました。
キー設定も自由に変更できるので、早速消しゴムをEに、そのほか、長方形選択ツールをMに、という要領でなるべく手慣れたキーに変更。これで使い勝手の向上間違いなしです。
ただし消しゴムの動作はうちの環境ではひっかかりがありました。惜しい。
変更がなくて残念なのがブラシ選択のツール。
これ、いちいちクリックしないと選べないのがストレスたまります。
以前のようなパレットになってくれるか、クリックじゃなくドラッグのプルダウンだったら使いやすいのですが、相当イライラします。
アイコンをクリックしてさらに出てきたパレットをクリックしなければならない
この2回のクリックがイライラの元。ついドラッグしてしまうと、勝手にカスタムパレットが出来てしまい、結果私のPainterにはカスタムパレットは何十個もできてしまう。
もうひとつ、直線の描画が病的にやりにくいのも手つかずのまま。
直線ツールが完全切り替えな上にツールを選んでる限り直線が繋がります。直線曲線入り乱れての描画をするのは実質不可能、シフトを押したときに直線化するPhotoshopのペイント機能と比べて大きく劣る部分です。
これ改善してほしいですねえ。
というわけでまだあまり使い込んでないですがPainter9.5.1のお知らせでした。いずれにせよ改善があるのは良いことです。今後の精進にも期待しましょう。