Nova がアップデートされ、v5でカラーピッカーが追加されました(その後v6でランチャーのフォルダ追記)
Novaを試した でぐだぐだ文句いってたり、Panic事件があったりと、最近いろいろある Panic の Nova ですが、バージョン5が公開されていて、カラーピッカーの機能が復活しました。
2021年2月22日 つ い に !Nova 5の新機能として、もっとも要望の多かったカラーピッカーを搭載しました。Version History
とのことで、もっとも要望が多かったとは意外ですが、私自身 Coda からの激しい劣化ぶりに「こりゃまだだな」と思った筆頭がこのカラーピッカーだったので、多くの人も同じように感じてたんですね。
でも私の最大の要望はサイトランチャーのフォルダですよ。未だにサイト設定がバラバラにされたままです。早くなんとかして〜。
カラーピッカー
搭載されたカラーピッカーですが、使い方がわかりにくいのでメモ。
Coda では、カラーを選択するだけでカラーピッカーが出てきましたが、Nova では何も出てきません。
かなり悩んだ末に見つけたのが行表示の色アイコン。ここをクリックするのでした。
ちゃんと選択された色がカラーピッカーにも反映しております。こうでなくっちゃ。
下方には色を登録しておけます。図ではすでに二色登録されていますが、これが大変苦労をしました。どうやって登録するのか判らないんで、上のカラーを下のボックスにドラッグしてみます。
これで登録できると思うでしょ。できません。何度やっても下のボックスはうんともすんとも言いません。10回くらい繰り返したあと、別の箇所でカラーピッカーを開くと登録されていました。
やり方は合ってると思いますが、滅多なことでは登録に成功しません。たとえ成功しても下のボックスに色が表示されず次回の表示待ちになりますから確認するのも一手間かかります。
上図の二色を登録するのに数十回試した結果、登録されやすくするコツがあるとわかりました。
下のボックスにドラッグする際、数秒間マウスをその場所に留めて気合いを入れます。気合いの入れ方が足りないと登録されません。そのときはもっと気合いを入れます。上手く行くと、ときどき登録されます。
これは多分、不手際だと思います。いずれ直してくれるでしょう。
※ これ、色を登録できるんではなくて、ただの履歴だったようです💦💦
気合いで登録できたのではなかった。
他のピッカーはありません
Coda では、カラーピッカーと同じように box-shadow や border もグラフィカルに設定できるUIが用意されていました。Nova にはありません。カラーピッカーだけあれば良いとも言えますが、細かく気が利いていた Coda にまだちょっと見劣りする感じはあります。
バージョン
ところで、これバージョン 5 なんですって。ついこの間新発売したばかりなのに 5 って。感覚的には 1.0.5 くらいに思えますが。
これは開発の人たちの思想信条を感じます。 コンピュータソフトウェアの常識を打ち破りたいのですね。0.1 とか 0.1.1 とか0.1.1.1.1 とかうぜーんだよ、通し番号でいいじゃねえかよ、5回目のアップデートだから5だよ。文句あっか。
そういうことですね。思想信条主義主張を持つ開発者を支持します。
でも、大きなアップデートのときどうするんでしょう。
そういうわけで意外と早くにカラーピッカーが復活したという話題でした。
敬意を表してトップの画像に、どぎついウールマークのNovaアイコンを置きました。今後に期待。サポートさんも大変丁寧でいつもありがとうございます。
でもごめんなさい、まだCodaのほうが機能豊富で使いやすくて気持ちが良いので移行はなかなか進みません🙇
更新情報 – ランチャーにフォルダ機能が復活したそうな
20201年5月、バージョンが 6 に達し、ランチャーでバラバラにされたサイト設定をフォルダにまとめる機能がようやく復活しました。
バージョン6にもなってやっと少しCodaに近づいてきましたが、フォルダにまとめた後はダブルクリックして画面の遷移を経ないとサイト設定にアクセスできないやや面倒な挙動です。また、ランチャーのサイト設定からサイトの設定ができないことの改善もまだありませんでした。
着々とCodaに近づいているものの、まだ先は長そうです。
ライセンスについて
ところで、Nova からライセンスの仕組みが変わり、半サブスクみたいなことになりました。そこいらの劣悪な高額レンタル方式と違ってちゃんと購入できますが、アップデートできる権利が1年で切れるという方式です。これはメーカーとユーザー双方にとって悪くない妥協点だと思います。
ただ不具合の修正を含めたアップデートが1年で切れてしまうということは、ユーザーにとって購入を躊躇う動機になる弱点があります。
機能の追加ならともかく、バグフィックスやちょっとした改善も1年限定ということは、購入時にあるがままを受け入れるということが必要です。
私がよくやる「今は使い物にならないが今後の更新に期待を込めて購入する」という行動が取れません。今後に期待しているうちに1年くらいすぐ経ちますから「まだだよね」となります。
例えばAffinityのアプリなんか速攻期待買いしてから5年間放置して待ちました。
つまりもしライセンスが以前と同じならNova発売と同時に購入していますが、1年で切れるのなら少なくともCodaと同等に育つまでは「期待買い」などできないということで、どうしても厳しい目を向けることになります。
カラーピッカーとランチャーのフォルダは搭載されましたが、これまで最低限すら満たしていなかっただけで、そういうところはまだ多々あります*。使わないのに期待と応援だけで買って置いておくだけというのもちょっと無理なんで。すいません。
※ 例えば、メニューにある「新規ウインドウで開く」の中身が未だ実装されていなくて常にグレーアウトしていますし、ファイルブラウザの挙動やウインドウのUI改善などにまだ手を付けられていません。待ちます。
※ 待ちわびてる間にOS切りにあってしまい、インストールできなくされました。がっかり。さようなら。Code に戻ります。