Photo Supreme に可能性を感じつつ、何やら怪しいところもあるので、もう少し使ってみました
寸評 Photo Supreme の続きです。でも同じ事を繰り返したりもしています。ダブりにはご寛容を。
Photo Supreme は管理機能に重点を置いたアプリで、絞り込み・フィルター機能が一歩抜きん出ています。しかもApertureライブラリをインポートできます。しかも見た目がわりと良いです。
管理・Aperture・見た目、この三つが優位にある管理・編集アプリケーションは滅多にありません。Photo Supreme は真打ちかもしれぬと思いつつ試用していました。しかし使っていると随所に「何だこれ」ということもあるのでして、理想に近いながらも、思わぬ落とし穴に混乱します。
もう少し本気で立ち向かわなければなるまい。立ち向かいました。
重要事項
いろいろ書く前に重要事項について最初に触れておきます。前回の寸評の最後に慌てて追記したことと同じ内容です。大事なのでまた書きます。
破壊編集
このアプリを普通の感覚で使っていると、いろいろと優れているのにあまりにも根本的なところでずっけることになります。Photo Supreme はカタログを作成するデータベースタイプであるにも関わらず、デフォルトが破壊編集です。
メタデータの変更やちょっとしたカスタムを施した瞬間に、オリジナルファイルにその変更を書き加えて新規保存してしまいます。例えば、キーワードをひとつ追加するだけで、オリジナルファイルは消え失せ、代わりにキーワードを含んだファイルが上書きで新規作成されます。ただの上書き保存ではなく、新規作成してしまうところが衝撃で、即ち、大事なオリジナルファイルがファイル作成日が今日、ファイル変更日も今日という新品ファイルに生まれ変わります。
こんなこと、あってはならんでしょう💦
非破壊設定
もちろん、非破壊設定に変更することはできます。Photo Supreme で施した変更をファイルとして書き出すかどうかの設定があります。
環境設定の同期設定です。デフォルトで「変更をファイルに書き出す」にチェックが入っていますので、何をさておいてもチェックを外します。
バージョン
一般の非破壊編集のアプリでは、画像の編集を行う際、オリジナルを開かずに別のものを開いて編集します。別のものとはオリジナルの複製だったり、編集内容を別ファイルに記録してあるだけの仮のキャッシュファイルだったりします。
Photo Supreme でもバージョンの機能があります。ですので安心していましたが、このバージョンという機能が曲者で、どこをどう探しても「新規バージョンを作成」や「オリジナルからバージョンを作成」や「複製」といったコマンドが見当たりません。
Photo Supreme でのバージョンとは「すでに存在するファイルをバージョンとしてまとめる」機能にすぎないのでした。
つまり一般的なバージョンと同じバージョン機能を実現するためには
- オリジナルファイルを名前を付けて指定の場所に書き出す
- 書き出したファイルをデータベースに登録する
- 書き出したファイルとオジルナルファイルを選択してバージョンとしてまとめる
こういう手順を踏まなければなりません。一般的な画像管理アプリが内部で自動に行う工程を、いちいち手動でやる必要があるということです。
Photo Supreme では、随所にこのようなことがあります。
設計思想
多数のメディアを網羅して管理、フィルターしたりチョイスすることにかけてはとても優れていますが、非破壊編集やバージョン作成など、普通の操作を行おうとすると面倒な工程が必要になります。
この作りが最初不思議で、出来損ないとすら思いましたが、少し考えればわかりました。このアプリはデータベースであることを全面に打ち出しており、ユーザーにとっての過保護な便利コマンドを一切用意しません。それは単なる便利操作であって、押しつけないので自分で好きなようにやってください、と、そういうことだと思います。つまり、これはとてもコンピュータ臭いアプリなんです。
それを端的に現しているのが、カタログの切り替えです。メディア管理アプリのカタログやライブラリというのはデータベースなわけですが、切り替えるときにログイン画面を出してくるアプリなんて初めて見ました。
あぁ、データベースを触ってるんだなと誰しもが実感します。
ちなみに、ここのPasswordですが、これはデフォルトのままのものです。これをうっかり削除してしまったら二度とログインできませんでした。えっ。
それでは困るのであちこち探し回ったわけですが、ユーザーフォーラムの中にかろうじて答えがありました。パスワードは「master2004」なんですって。何だそりゃ。そんなん知らんがな。
ということで、Photo Supremeはメディア管理のアプリケーションで、剥き出しのデータベースです。データベースの強みは大量のデータを登録し縦横無尽に高速検索やフィルターを施して目的のファイルを見つけ出し分類し管理できることです。弱点はコンピュータ臭くて、ユーザーに便利なアタリマエの機能があまり付属していなくて知識と労力を要求されます。
善し悪しはわかりません。私には不便なだけですが、親切コマンドがない分、逆に捉えればとことん自由に何とでもなるとも言えます。
それを前提に、ここから Photo Supreme を実際に使っていきます。
絞り込み・フィルター
難しさ0でPhoto Supremeを堪能できるのは何と言ってもフィルターです。
左ペインの項目はすべてフィルタ、絞り込みができる項目です。
PhotoSupremeでは特殊な用語を用いてますので、その説明も兼ねて行きます。
CATEGORIES … カテゴリーはキーワードのことです。ExifでもITCPでもなく、Photo Supremeが管理するキーワードです。階層構造で管理できます。増えすぎないよう、最初は少なく設定するのがコツですね。
PORTFOLIOS … ポートフォリオって何だろうと思ったら、アルバムのことなんですよ。オリジナルの格納場所に縛られず、いくらでも登録していけるというアルバム機能、これをポートフォリオと呼ぶ変わり者です。
FOLDERS … カタログタイプのデータベースですが、フォルダごと登録しますからフォルダ階層もそのまま管理・ブラウジングできます。もちろんサブフォルダーを含める含めないもクリック一発。
ここはフォルダをブラウズするだけでなく、実際にフォルダ・ファイルの操作ができます。だからやや危険です。データベースのデータを弄っているのか、実際のファイル・フォルダを弄っているのか、常にユーザーはそれを把握していないといけません。
フォルダからコンテキストメニューを表示させると、RemoveとDeleteがあります。
Remove を選ぶと、データベースから消去されます。本物のフォルダに何の変更もありません。
Delete を選ぶと、本物のフォルダが削除されます。これは実際のファイル・フォルダ操作です。
怖いですね。データベースであると強く主張しておきながら、ファイルブラウザ・操作型のような挙動も出来てしまうんです。できなくていいのに。
FOLDERSタブは、左ペインの中では注意が必要な特殊な項目です。
TIMELINE … 日付による分類です。年>月と階層になっていて、これは使えます。
RATINGS … レート、星の数です。
COLORS … カラーって色見のことかと思ったら、ラベルのことです。カラーラベルって意味ですね。
TYPES … ファイルタイプです。jpeg、png、psd、AI、どんとこい。登録されたファイルタイプを、面倒な検索手続きなしに瞬時にまとめてブラウズできます。素晴らしい。
STATES … アプリによるステイタスです。いろいろあります。
最期の読み込み、ラベルなし、同期していない(したら大変だよ)などいろいろ。Duplicate Files ありますね。重複ファイルです。これはかなり便利。「Similar Images(似たイメージ)」もあります。重複ファイルを見つけられないのはApertureの数少ない弱点のひとつ。こっちの勝ちですね。
VERSIONS … 前述の通りバージョンを作るのは非常に面倒な作業となりますが、作ってしまったあとには、このVERSIONSで絞り込めます。でも作るの面倒。Apertureって凄かったんですねえ。
DETAILS … デテールというくらいですから詳細です。これがね、ほんと詳細、一部を見てみましょうか。
これら項目が何ら検索指定をする必要もなく単にクリック一発で絞り込めます。
左ペインの絞り込み項目は素早くフィルターする天才です。それぞれの項目を複合的に組み合わせてフィルタすることも容易です。上部の絞り込みアイコンをクリックして、項目をドラッグするか選択肢から選ぶだけ。
Apertureでも同じことができますが、こちらのほうがより少ない手順で実現します。これだけでPhoto Supremeの価値があります。
「〜を除外」がわからん
褒め称えた直後に貶しますが、フィルターを構築していく上で、除外の条件をどうやるのかがわかりませんでした。できそうで出来ない、上手くいってそうで上手くいかない、何だかよくわからないシステムであることが若干露呈します。詳しく調べていないので何ともいえませんが、詳しく調べないと出来ないという時点でアウトな気もします。
ブラウズ
サムネイル表示
ブラウジングのタイル表示についてです。サムネイルが作成されたあとは高速に描画します。
と、油断していると、キャッシュの加減なんでしょうか、ある程度の地点を過ぎた途端に重くて使い物にならなくなります。今までちょっとしか触っていなかったので速い速いと褒めていましたが、ちょっと撤回せざるを得ませんねこれは。SSDの起動ディスクにデータベース作っているのにこの重さ。
翻って遅いDASのHDDにライブラリを作っている10万点登録済みのApertureの快適な事ったらありません。Apertureはやっぱり凄かったんだなあとしみじみ思う以外にない状態でございます。
サムネイルの下部は表記なしにしたりいろいろできます。この図ではカスタムしていて、このカスタムはHTMLみたいな記述がされています。
例えばこんなふうです。
<font family="Helvetica">%dd %mmm %yyyy %FileFolderName</font>
デフォルトのフォントファミリーが変でガタガタだったのでHelveticaに変更しました。
普通の画像の他、ムービーのサムネイルやレイヤー付きのpsd、AIからテキストファイルまでもが表示できます。サムネイルに表示できるファイルタイプは割と多岐に及びます。「デジタルアセットマネジメント」を自称していますからこれくらいはお手の物。
ただしムービーはサムネイル表示だけで、ダブルクリックするとプレビューできずに指定アプリでファイルが開きます。いつか取り上げたい Exposure ではムービーのサムネイルすら表示してくれませんから、サムネイルがあるだけでもマシだと思いますが。
また、AIやEPSはどういうわけか天地が逆さまになりました(実はうちではAffinityの各アプリが、PNGを天地逆さまに開くのですが、もしかして固有の問題なのかな)
こちらもダブルクリックしたらプレビューではなくてファイルが直接開きます。
ダブルクリックの挙動だけは許容できない
サムネイルビューでダブルクリックしたら、ふつうは大きなプレビューが表示されます。Photo Supremeでもそうです。
大きなプレビューをダブルクリックしたら、ふつうはもとのサムネイルに戻ります。Photo Supremeは違います。最悪なことに、フルスクリーンモードになります。その状態でダブルクリックしたら大きなプレビューに戻ります。
どうクリックしてもサムネイルビューに戻りません。戻す為には画面上のサムネイルボタンをクリックするか、キー操作を行う必要があります。カスタマイズもできません。
この挙動だけは許容できず、特にフルスクリーンという劣悪な表示になってしまうのがイライラマックス。あームカつく。
編集
Apertureと似た感じと言いますか、ブラウズと編集のモード違いを意識させません。大きなプレビュー表示にすると、プレビューからそのまま編集したりメタデータを設定したりできる感覚です。実にスマート。
画像編集は基本的なことが一通りできます。最初で書いたとおり「変更をファイルに書き出す」のチェックを外しているなら、ここでの変更もファイルには反映されません。非破壊編集となります。編集したものは「別名保存」することもできますし、そのまま放っておいても構わない感じです。
アプリ内で何度も編集したものについては扱いが雑で、理解が難しいことになります。一度の変更ならオリジナルに戻せるんですが、複数回編集すると戻しても戻らないんです。Apertureみたいに「オリジナルに戻す」「変更をすべて破棄する」といったことが出来なくなってしまいます。しかもオリジナルファイルの如く変更ファイルが表示されてしまいますから「どうやったらオリジナルに戻せるのか」「どうすればオリジナルと変更したものを分離できるのか」がさっぱりわかりません。
このあたりは設計が雑すぎて、このアプリ内で編集することをなるべく避けようと思うようになります。安全なのは、最初から複製を作って、しかる後に「バージョン」または「スタック」としてまとめるのが無難です。ただし「複製」コマンドすらありませんからあらかじめ「書き出す」を行う必要があり、何にしてもとても面倒ですね。ここは大きな弱点と言えます。ただ、編集なんてもともとしないのである。と、管理オンリーの目線でいるとあまり気になりません。
主軸は外部編集?
DAMとしては、アプリ内部での編集よりも外部アプリでの編集を主軸に置いているのかもしれません。
アプリは環境設定で登録できて、どんなファイルならどのアプリを使うのかみたいな設定も出来ます。アプリを登録すると画面にアイコンも現れますので、ブラウズしながら「編集」クリックするのも、アプリアイコンをクリックするのも手間は同じです。
でね、外部アプリでの編集を主軸に考えますとね、バージョン作成や非破壊編集が自動でもデフォルトでもないということが理解できたりします。
あるメディアファイルを専用アプリで編集するとき、そのたびに勝手にバージョンや複製を作られてそれが開いたら「余計なことすんなよ」となりますよね?
余談ですが、こうしたアプリを試していると、一体自分は何を求めているのだろうと考え込みます。特に「写真管理」「現像ソフト」「画像管理」「画像ブラウジング」「管理もできる画像編集ソフト」「編集もできる管理ソフト」微妙ながら決定的にそれぞれ異なるわけで、すべて満足できるソフトなんてないわけですね。
ラベル・キーワード
このアプリは用語が少し個性的で変です。「Labels」がキーワードです。あれ?左ペインでは「カテゴリ」がキーワードではなかったか。はい。どっちもキーワードです。プログラマー目線による機能の振り分けはインターフェイスガイドラインの評価としてはあまり褒められたものではありませんが、まあ、単に全部キーワードであると理解しておけばいいだけの話でもあります。
キーワードを付ける方法も妙に分離しています。左ペインの「カタログ」からサムネイルにドラッグするか、右ペインの「ラベル」の「最近使った」あるいは「お気に入り」をクリックします。どっちものやり方が少しずつ何か足りない感じで、補い合ってるというか、散漫というか。
GoogleのAIにも対応しています。日本語非対応なので英語オンリーですが、Google のAPIを設定しておくとAI分類の恩恵をちょっぴり受けることが出来ます。候補から自分でクリックしないといけないのが面倒ですね。勝手に付けてくれてもいいのに。
Google の API を取得するのはちょっと面倒です。ハードル高い部分ですね。キーワードのAIだけなら「なくてもいいか」となりますが、位置情報のマップ表示にも必要になりますから、アカウントのない人はアカウントを作ることからAPI取得まで長い道のりを経なくてはなりません。無骨なアプリに相応しい試練です。
日本語・2バイト文字
すでに書きましたが、日本語に対応しないので沢山あるヘルプもほぼ無駄ですし、やっぱちょっと使いにくいです。そして、それを我慢するにしても、入力欄に日本語(というか2バイト文字)を入力できないのが地味にきついです。
ペーストは出来るんです。読み込みもできます。ですので、ファイル名や読み込んだキーワードなどが日本語でも問題ありません。検索窓や新たなキーワード入力などは無理です。余所で書いたものをコピーしてペーストする以外にありません。ペーストはできるのに入力できないとは絶妙な不便さですね。
Apertureライブラリのインポート
さてお立ち会い、Photo Supreme にはAperture、iPhoto、Lightroom、今はなき MediaProなど、いくつかのライブラリをインポートできる機能があります。
さっそくApertureを試してみたところ、スマートアルバムや特殊なプロジェクト以外はちゃんとインポートできました。嘘です。ほんとは何度やってもハングしてなかなか難儀しました。ちょっとライブラリが大きすぎたかな、とテスト用に写真を減らしたやつを使うとすんなりいきました。
インポートしたApertureライブラリは Portfolios にアルバムとして登録されます。使用したキーワードも読み込まれます。
追記:大きいApertureライブラリを読み込むとハングする話の続報です。なんと、ハングしても動いていて、じっと我慢して待てばインポートできることが判明しました。
何とも素行の悪いアプリというか何というか、インポートしてしばらくするとハングするんですね、command+option+escの画面でも赤い文字、アクティビティモニタを見ても赤い文字で応答ありませんとエラーでハングです。詳細を見ても「最近のハング」の数値がみるみる上がっていきます。
強制終了を繰り返すとそのうちアプリが開かなくなり、仕方がないので全部捨ててからもう一度インストールしました。
Apertureライブラリをインポートして、今度はハングしても無視して放置していたんですね、そしたらいつの間にか登録作業を続行していました。アクティビティモニタの詳細では「最近のハング」が100個くらいで止まっており、作業を続行しています。
ハングしても放置するのがコツでした。
Photo Supreme
ということで Photo Supreme を前回より詳しく見ていきましたが、まだまだ多くの機能や詳細には触れていません。
マニュアルのPDFがあるんですが、そのPDFをダウンロードして翻訳してみたり、画面上の英語表示を逐一翻訳してみたりしながら試用していました。
その結果わかったのは、最初に述べたように、いかにもコンピュータ臭い無骨な部分が内部的に大きいことです。何かの操作するとき、データベースを弄っている自覚を持たないと訳がわからなくなります。ApertureやiPhotoが革命を起こした「ユーザーに難しい仕組みを感じさせず安全かつ高性能に写真を管理する」という部分を実はまったく継承していないチャンピオンがこのPhoto Supremeだと理解できました。
コンピュータ臭くて無骨でややこしい管理ソフトと言えば他にDarkTableがあるわけですが、DarkTableとは方向性がちょっと異なるコンピュータ臭さです。よく判らないながらも印象で言うと、Photo Supremeは軸をデータベースに置いて枝葉をそぎ落とした一本杉の倒木、DarkTableは枝葉のプログラムにこそ燃える闘志による艶やかな枝振りの樹木です。何のこっちゃ。
総じて
Photo Supremeは、大量のアセットを登録できて、多くのファイルタイプを扱え、考えられる最強のフィルター機能を有したアプリケーションです。さらにApertureやLightroomやMediaProのライブラリを読み込めるという強力な機能も持っています。
作業用・保管用ストレージに大量に保存されたメディアファイルを整理したり、複数ライブラリを網羅して必要なフィルタを掛けてアルバムにまとめたりといった実践に向きます。ですので、意外なことに、目的を考えれば Pixave をふと思い出したりします。
弱点は日本語未対応で2バイト文字の入力さえできないところ、非破壊編集にはユーザー自身が身構えて設定して運用中も気をつける必要があること、親切で細やかな便利機能がほぼないことです。
これまで寸評してきた中ではかなり上位に位置する有能なやつだと思っております。
Photo Supreme – Single User Edition macOS and Windows
追記:日本語をタイプできない問題について
デモ版を弄ってるだけでユーザーでもないのに、サポートさんにメール書いて「日本語が使えればうれしいのですけど」と伝えたんですよ。そしたらすぐに返事が来て「日本語キーボードは持ってないけど日本語を追加してみたよ。そしたら日本語がタイプできたよ。どういうこと?」というではありませんか。こりゃ何か謎解きがあるに違いないと思ってあれこれ思案したあげく、ひとつ思いついてテストしました。
結果、入力方法が「ローマ字」だと日本語が入力できず、「かな」だと入力できることが判明しました。変換プロセスが入り込めないのが原因のようです。日本語非対応のアプリを数多く使ってきたけど、これはとても珍しい事案でした。
早速このことを伝えましたが、対処してくれるかどうかはわかりません。多分、対処する気はないと思います。